オルカンに含まれる米国株とは?主要銘柄と構成比をわかりやすく解説

オルカン

オルカンに含まれているアメリカ銘柄って何?

オルカンは「全世界に分散投資できるファンド」として人気ですが、実際には約6割が米国株で構成されていることをご存じでしょうか。NVIDIAやApple、Microsoftといった世界的企業が上位を占めており、分散しながらも米国の成長を取り込めるのが特徴です。本記事では、オルカンに含まれる米国銘柄の実態や、S&P500との違いを分かりやすく解説し、自分に合った投資スタイルの選び方を紹介します。

【この記事の結論】
オルカンに含まれる米国株は、AppleやMicrosoftなどの大型企業が中心で、全体の約6割を占めています。そのため、オルカンは分散投資でありながら、米国株の影響を大きく受ける特徴があります。

オルカンに含まれるアメリカ銘柄

「オルカン」とは、”eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)”の略称で、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックス(ACWI)に連動する投資成果を目指す、全世界株式型インデックスファンドのことです。

オルカンは全世界に分散投資されていますが、アメリカ銘柄の割合は多く6割程です。
割合のトップにはNVIDIA、Apple、Microsoft や Amazonなど生活には欠かせない企業が連なっています。
オルカン中でも0.1%以上の割合を占めているアメリカ銘柄を紹介します。

銘柄名割合
(2025/11/25)
NVIDIA4.749849%
APPLE4.518257%
MICROSOFT CORP3.702539%
AMAZON.COM2.423243%
ALPHABET A2.068167%
BROADCOM1.898762%
ALPHABET C1.738591%
META PLATFORMS A1.517479%
TESLA1.303022%
LILLY (ELI) & COMPANY0.981549%
JPMORGAN CHASE & CO0.915860%
BERKSHIRE HATHAWAY B0.770663%
VISA A0.624655%
JOHNSON & JOHNSON0.547127%
EXXON MOBIL CORP0.536632%
WALMART0.515766%
MASTERCARD A0.512045%
NETFLIX0.487649%
ABBVIE0.450126%
COSTCO WHOLESALE CORP0.435682%
PALANTIR TECHNOLOGIES A0.409121%
BANK OF AMERICA CORP0.405929%
HOME DEPOT0.384130%
PROCTER & GAMBLE CO0.382029%
ORACLE CORP0.370461%
ADVANCED MICRO DEVICES0.367715%
GE AEROSPACE0.342057%
CISCO SYSTEMS0.331650%
COCA COLA (THE)0.326326%
UNITEDHEALTH GROUP0.324829%
CHEVRON CORP0.314749%
IBM CORP0.311777%
WELLS FARGO & CO0.299667%
CATERPILLAR0.291788%
MERCK & CO0.290107%
MICRON TECHNOLOGY0.277039%
PHILIP MORRIS INTL0.269339%
GOLDMAN SACHS GROUP0.266983%
RTX0.253298%
THERMO FISHER SCIENTIFIC0.248131%
SALESFORCE0.245001%
ABBOTT LABORATORIES0.244983%
MCDONALD’S CORP0.243524%
INTUITIVE SURGICAL0.228105%
AMERICAN EXPRESS0.221919%
PEPSICO0.219609%
MORGAN STANLEY0.217717%
APPLIED MATERIALS0.212323%
LAM RESEARCH CORP0.210602%
CITIGROUP0.204727%
DISNEY (WALT)0.204178%
AT&T0.203260%
AMGEN0.201865%
INTUIT0.198617%
QUALCOMM0.192674%
NEXTERA ENERGY0.192026%
SERVICENOW0.188701%
VERIZON COMMUNICATIONS0.188125%
TJX COMPANIES0.186432%
AMPHENOL CORP0.184953%
UBER TECHNOLOGIES0.182257%
INTEL CORP0.177999%
BOOKING HOLDINGS0.174791%
GILEAD SCIENCES0.173385%
SCHWAB (CHARLES) CORP0.172006%
GE VERNOVA0.171333%
S&P GLOBAL0.169737%
BLACKROCK0.166603%
KLA CORPORATION0.166220%
BOSTON SCIENTIFIC CORP0.165095%
DANAHER CORP0.163478%
TEXAS INSTRUMENTS0.161667%
PFIZER0.160745%
BOEING CO0.151644%
CAPITAL ONE FINANCIAL0.150755%
WELLTOWER INC0.150415%
UNION PACIFIC CORP0.149389%
ADOBE0.147038%
ARISTA NETWORKS0.146842%
LOWE’S COS0.146784%
PROGRESSIVE CORP0.145895%
STRYKER CORP0.141864%
CROWDSTRIKE HLDGS A0.141334%
APPLOVIN CORP A0.141023%
DEERE & CO0.140622%
PALO ALTO NETWORKS0.138593%
ANALOG DEVICES0.136287%
HONEYWELL INTERNATIONAL0.133314%
PROLOGIS0.130043%
MCKESSON CORP0.121590%
VERTEX PHARMACEUTICALS0.121138%
CONSTELLATION ENERGY0.120741%
CONOCOPHILLIPS0.118920%
PARKER HANNIFIN CORP0.118521%
BLACKSTONE GROUP0.116213%
T-MOBILE US0.115181%
AUTOMATIC DATA PROCESS0.114133%
BRISTOL-MYERS SQUIBB CO0.109746%
CME GROUP0.109723%
CVS HEALTH0.109403%
COMCAST CORP A (NEW)0.108007%
SOUTHERN COMPANY (THE)0.107971%
ALTRIA GROUP0.107731%
STARBUCKS CORP0.107345%
LOCKHEED MARTIN CORP0.104494%
DUKE ENERGY CORP0.104225%
NEWMONT CORP0.104168%
3M CO0.100435%

引用:MSCIのACWI  より筆者が抜粋して記載

オルカンは時価総額に応じて投資比率が決まるため、市場規模の大きい米国株の割合が高くなります。

オルカンとS&P500の違い

投資信託の中でも人気の高い「オルカン」と「S&P500」。どちらを選ぶべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

まず大きな違いは投資対象です。S&P500は米国の代表的な企業に集中投資するのに対し、オルカンは先進国から新興国まで、世界中の株式に分散投資を行います。そのため、「米国の成長に期待するならS&P500」「リスクを抑えて分散したいならオルカン」という選び方が基本になります。

オルカンのメリットは、1本で世界中に分散投資ができる点です。地域ごとの配分を自分で考える必要がなく、初心者でも始めやすいのが特徴です。また、結果的に米国株の比率も高いため、世界分散をしながら米国の成長も取り込むことができます。

一方でデメリットもあります。オルカンは分散投資とはいえ、実際には米国株の比率が高く、米国市場の影響を大きく受けます。また、集中投資となるS&P500と比べると、相場によってはリターンが劣る可能性もあります。

このように、どちらが優れているかではなく、「自分がどんな投資をしたいか」で選ぶことが重要です。長期投資では、納得して続けられる商品を選ぶことが、結果的に大きな差につながります。

筆者の見解

筆者は、オルカンは「分散投資をしながら米国の成長も取り込みたい人」に適した商品だと考えています。世界中に幅広く投資できるため、特定の国に依存しすぎることなく、安定した資産形成を目指せるのが大きな魅力です。

一方で、「これからも米国が成長し続ける」と強く考えるのであれば、S&P500との比較は欠かせません。リターンを重視するか、安定性を重視するかによって、選ぶべき商品は変わってきます。

では、オルカンはどのような人に向いているのでしょうか。

・分散投資をしたい人
・投資初心者
・長期投資を前提にしている人

このような方には、オルカンは非常に相性が良い商品と言えるでしょう。特に初心者にとっては、「どの国に投資するか」を考える必要がないため、シンプルで続けやすい点も大きなメリットです。

もし迷った場合は、まずオルカンで分散投資を始めてみるのが現実的な選択です。投資を続けながら、自分のリスク許容度や考え方に応じて、S&P500など他の商品を検討していくのも一つの方法と言えるでしょう。

まとめ

本記事では、オルカンに含まれるアメリカ株について解説しました。

オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)は、全世界に分散投資できるインデックスファンドでありながら、実際には約6割が米国株で構成されています。NVIDIAやApple、Microsoftなど、世界を代表する企業が上位に並んでいる点からも、世界経済の中心である米国の影響を大きく受けることが分かります。

そのため、オルカンは「全世界に分散しながらも米国の成長を取り込みたい人」にとって、非常にバランスの取れた商品と言えるでしょう。一方で、より高いリターンを狙って米国に集中投資したい場合は、S&P500という選択肢もあります。

重要なのは、「どちらが優れているか」ではなく、自分の投資目的やリスク許容度に合った商品を選ぶことです。長期投資では、短期的な値動きに振り回されず、継続できるかどうかが結果に大きく影響します。

迷った場合は、まずオルカンで分散投資を始めるのも一つの有効な選択です。そのうえで、自分の考え方に応じて投資先を調整していくことが、無理なく資産形成を続けるコツと言えるでしょう。

※本記事は投資判断の参考情報であり、特定の投資を推奨するものではありません。

<内部リンク>
・オルカンに含まれている日本株を下記ページで解説しています。
 「オルカンに含まれる日本銘柄を紹介!
・オルカンとS&P500を比較しどちらを買うべきかを解説しています。
 「新NISAで何を買う?「S&P500」と「オルカン」徹底比較

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