
つみたて投資で一括して投資することはできない?
新NISAのつみたて投資枠には、ボーナス月などにまとまった金額を追加で投資できる「ボーナス設定」があります。この仕組みを活用すれば、早めに非課税枠を使い切ったり、年の途中から始めても満額投資を実現できます。
本記事ではつみたて投資のボーナス設定について詳しく解説していきます。
- つみたて投資枠は年間120万円
- ボーナス設定で一度にまとまった金額を投資可能(年2回まで)
- つみたて投資を年の途中で初めても満額投資可能
ボーナス設定で一度にまとまった金額を投資!
新NISAのつみたて投資枠では、年間120万円まで非課税で投資することができます。
毎月10万円ずつ積み立てれば年間120万円に到達しますが、「ボーナス設定」を使えば、一度にまとまった金額を投資することも可能です。
つみたて投資枠の上限は、
「月々の積立額×12ヶ月+ボーナス月(増額月)の金額」が120万円を超えない範囲で設定できます。
たとえば、月1万円の積立に加えて、ボーナス月に108万円を設定することで年初にまとめて投資することが可能です。
また、年の途中でもボーナス設定を活用すれば、残りの非課税枠を効率よく使い切ることができます。コツコツ積み立てしながらも、資金に余裕があるときにまとめて投資できるのがボーナス設定の魅力です。上手に活用すれば、時間を味方にした効率的な資産形成が可能になります。
ボーナス設定のやり方
ボーナス設定のやり方は各証券会社によって少々異なりますが、ルールは共通です。
ここではSBI証券のボーナス設定について紹介します。
上部タブの「投資信託」を選択し、購入したい商品を選びます。
商品名の下段にある「積立」のボタンを押してください。

引用:SBI証券の取引画面(筆者撮影)
右の「追加」ボタンを押下して下さい。

引用:SBI証券の取引画面(筆者撮影)
ボーナス月設定を「する」を選択し、「積立金額」「注文希望日」を入力し設定は完了です。
なお、注文希望日は2個まで設定可能です。

引用:SBI証券の取引画面(筆者撮影)
利用する証券会社のルールをよく確認してご利用してください。
メリット・デメリットは?
ボーナス設定した場合のメリットとデメリットについて解説していきます。
<メリット>
- 非課税枠(120万円)を早く使いきれる
早めに投資を始めるほど、長期での成長が期待できます。 - 年の途中にNISAを始めても満額投資ができる
NISA口座を年の途中で開設した場合、月10万円の枠を使いきれませんがボーナス設定で満額投資可能になります。
<デメリット>
- 投資タイミングが偏るため割高で買ってしまう可能性がある
ドルコスト平均法が使えないので下落時に大きく変動するリスクがある
まとめ
今回は新NISAつみたて投資のボーナス設定について解説しました。
新NISAのつみたて投資枠では、年間120万円まで非課税で投資が可能です。
通常は毎月コツコツ積み立てていく形ですが、「ボーナス設定」を使えば、早めに非課税枠を使い切ることができます。また、この仕組みを上手に使うと、年の途中からNISAを始めた人でも、満額(年間120万円)を投資することが可能です。
ただし、ボーナス設定で一度に大きな金額を投じると、一括投資に近い状態になるためリスクも高まります。投資タイミングによっては高値掴みの可能性もあるため、分散投資の効果が薄れる点には注意が必要です。
ボーナス設定をうまく使えば、限られた非課税枠を無駄なく活用しながら長期運用を加速できる便利な方法です。自分の資金計画に合わせて、リスクとリターンのバランスを意識した活用を心がけましょう。


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