インデックス投資は長期保有で機会損失を防ぐ。行動ギャップについて解説。

NISA

暴落時は一度売却して買い直したほうがいい?

暴落時は不安になって売ってしまったり、SNSの情報に影響されて高値で飛びついてしまったり…。誰にでも起こりうるこの行動を理解し、上手に避けることが、長期投資で結果を出すための大きなカギとなります。今回はその行動と原因や対策を詳しく解説します。

  • 本来得られるリターンと実際のリターンとの差を「行動ギャップ」と呼ぶ
  • 原因は「感情」によって短期売買になってしまうこと
  • インデックス投資は淡々と積立投資

行動ギャップとは

行動ギャップとは、「本来得られるはずの市場平均リターンと、実際に投資家が得ているリターンとの差」のことです。これは余計な売買や感情的な判断によって、本来のパフォーマンスより低い結果に終わってしまう現象を指します。

このグラフは株式と債券のリターンと実際の投資家のリターンを比べたデータです。S&P500連動のインデックスファンドをずっと持ち続けていれば年平均10%を超えるリターンが得られるはずです。しかし実際の投資家の平均リターンはそれよりもずっと低い3%台となります。

このパフォーマンスの差を「行動キャップ」と言います。

感情によって引き起こされる?

主な原因は、投資家が「感情」に左右されてしまうことにあります。

具体的には、暴落時に損失を恐れて慌てて売る行動や、上昇局面で焦って買い増しして高値掴みをする行動が典型例です。また、ニュース・SNS・周囲の意見に影響されて投資方針を守れなくなったり、多くの人が買っていると自分も買いたくなる群集心理も働きます。さらに、長期投資が前提にもかかわらず、チャートを気にしすぎて頻繁に売買したり、短期的な結果を求めて商品を乗り換えることもリターンを押し下げる原因です。これらの「恐怖」「焦り」「情報過多」「群集心理」による行動が積み重なることで、インデックス投資の本来の成果が損なわれてしまうのです。

行動ギャップを防ぐためのポイント

インデックス投資の最大の敵は「自分の感情」
そこで、行動ギャップを避けるために実践したいポイントを整理しました。

  1. 投資ルールを決める
    • 毎月一定額を自動積立にする
    • 暴落してもあわてて売らない
    • 投資は最低10年以上の長期スタンスで運用する
  2. 投資目的を明確にする
    • 老後資金、教育費など目的を明確化
    • 目的を見据え目先の値動きに一喜一憂しない
  3. 情報を取りすぎない
    • 情報過多は不安と焦りの大きな原因
    • 何度も投資口座を確認しない
  4. 自分のリスク許容度を把握する
    • 夜眠れなくなる投資額はしない
    • 自分が安心できるリスク量で運用する
  5. 売らずに持ち続ける
    • インデックス投資は長期保有が鉄則
    • 市場の変動に一喜一憂せず、淡々と積み立てる

感情に流されず、ルールを淡々と守るだけで、行動ギャップは大きく減らせます。
シンプルな行動を積み重ねていきましょう。

まとめ

感情によってリターンが低くなってしまう「行動ギャップ」について解説しました。

行動ギャップとは、本来得られるはずの市場平均リターンと、投資家が実際に得ているリターンの差を指します。SNSやニュースに振り回され暴落時に不安で売却する行動により本来得られるリターンを得ることができなくなります。インデックス投資は長期保有が鉄則であることを肝に銘じて自分のルールを守り淡々と積み立てていきましょう。

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