
投資を始めたいけれど、何から手を付ければいいか分からない
投資に興味はあるものの、「何から始めればいいのか分からない」と感じている方は多いのではないでしょうか。実は、投資で失敗しないために重要なのは、いきなり商品を選ぶことではなく、始める前の準備をしっかり整えることです。本記事では、投資初心者が安心してスタートするために、最初にやるべき3つのポイントを解説します。
- まずは生活費の6か月分程度の資金を準備
- 次に投資目的と期間を決める
- 購入はNISA制度を利用する
①生活防衛資金を確保する
投資を始める前に、まず最優先でやるべきことは「生活防衛資金」を確保することです。投資資金とは別に、生活費の6か月分程度の現金を用意しておきましょう。相場は急に下落することがあり、生活防衛資金がないと価格が下がったタイミングで泣く泣く売却せざるを得ない状況になりかねません。さらに、病気・失業・急な出費など、思わぬトラブルが起きたときにも、投資商品を崩さずに乗り切るための“クッション”として生活防衛資金が機能します。
また、直近4〜5年で使う予定のお金も、投資には回さず現金で分けておくことが重要です。子どもの教育費、車の買い替え、引っ越し費用など、大きな出費が見込まれている資金は、生活防衛資金とは別に確保しておきましょう。「当面使う予定のないお金」だけを投資に回すことで、価格の上下に振り回されにくく安心して長期投資に取り組むことができます。
②投資の目的と期間を決める
必ず考えておきたいのが、「このお金は何のために使うのか」という目的と、「いつ使う予定なのか」という期間です。老後資金なのか、子どもの教育資金なのかによって、投資期間が決まります。
目的があいまいなまま投資を始めると、相場が下落した際に不安になり、途中で売却してしまいがちです。しかし、「〇年後に使うお金」と期限を明確にしておけば、短期的な値動きに振り回されにくくなり、落ち着いて投資を続けることができます。
また、投資で重要なのは「いくら増えるか」よりも「いつまで運用するか」を決めることです。特にインデックス投資では、投資期間を最低でも15年以上確保することで、マイナスになるリスクは大きく下がります。目的と期間をはっきりさせ、長期目線で取り組むことが、投資を成功させる第一歩です。
③NISA口座を開設する
投資初心者が最初に活用すべき制度がNISAです。通常、投資で利益が出ると約20%の税金がかかりますが、NISA口座ならその運用益が非課税になるため、税金を気にせず長期投資に集中できます。
最初の一歩としては「つみたて投資枠」を使ったインデックス投資がおすすめです。なかでも全世界株式(オール・カントリー)は、この1本で世界中の株式に分散投資ができ、リスクを抑えながら長期運用を行えます。銘柄選びに悩む必要がない点も、初めての投資に向いています。
また、買うタイミングを狙う必要はありません。毎月自動で積み立てるを淡々と続けることが大切です。NISAのつみたて投資枠を使えば、感情に左右されず淡々と投資を続けることができます。購入後は株価の上下に一喜一憂せず、あらかじめ決めた投資期間まで継続することが、長期的な資産形成につながっていきます。
まとめ
今回は投資を始める前に初めにやるべき3点について紹介しました。
投資を始める際に大切なのは、いきなり商品を買うことではなく、事前の準備をしっかり整えることです。まずは生活防衛資金を確保し、相場の変動や急な出費にも対応できる土台を作りましょう。次に、投資の目的と期間を明確にすることで、短期的な値動きに惑わされず、長期目線で投資を続けやすくなります。そして、実践の場として活用したいのがNISA制度です。非課税メリットを活かし、つみたて投資枠でインデックス投資を淡々と続けることが、初心者でも無理なく資産形成を進めるための王道と言えるでしょう。

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